痛みと健康をトータルコーディネート!

      2017/06/28

雪かきをして腰を痛めた後に右股関節と左膝が痛くなった症例

 
股関節痛

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ケガのケアから再発予防までを、リハビリ/整体/鍼灸/インソールなど、多種多様な方法からあなたに合った方法で自然治癒力を最大限に高めます。
また、ケガに至った原因を的確に突き止め、再発しないためのトレーニングまでを行い、負担の少ない効率的な身体の動きを獲得します。
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フィジカルコーディネートセンター

今から3年前、2014年の2月。

東京の交通網が麻痺した大雪の時。

慣れない雪かきで腰を痛め、その後、右股関節や左膝の痛みが出現するようになった症例を担当させて頂きました。

 

問診

年齢・性別

40歳代 男性

運動習慣

なし

普段から気をつけている事

なし

ケガ・病気歴

なし

その他

一日中、立ち仕事。

疲れに気づいたら、自然と右のふくらはぎを伸ばしたりしている。

1年前、右の股関節が悪いので、マッサージに行ったら痛くて動けなくなった。
今もその影響を引きずっている。

主訴・ご希望

● 痛みをとりたい(特に右股関節)

● あぐらがかけない

身体状況

① 仰向けで股関節を曲げてみます。

股関節を曲げるという事は、骨盤は後ろに傾く必要があるのですが、、、

骨盤

あれれ?

この方は骨盤が前にきてしまいますよ?

骨盤

股関節を曲げているのにも関わらず、骨盤が前に来てしまっているのでは、股関節の骨と骨がぶつかってしまいますね。

それを無理やり曲げようとしているのですから、関節や筋肉に無理な負担がかかっていることがわかります。

② 立って脚の屈伸運動をしてみます。

股関節を曲げるという動きは、仰向けでは足を体に近づける行為ですが、立った状態では、脚に向かって体を近づける動きになります。

スクワット

どちらも、股関節を曲げていますね!

寝た状態で股関節を曲げても、立った状態で股関節を曲げても、股関節を曲げるという動きには変わらないので、どんな姿勢でも股関節を曲げたら同じような骨盤の動きになるはずですが、、、

 

大間違い!

 

実は、同じ動きでも、姿勢が変われば使い方が変わる事はよくあります。

つまり、その分、どこか違う所で無理をしているのです。

人間の体はすごいですねー。

 

今回のような場合で多いのは、仙骨や腰で無理をしているケースが多いです。

この方の場合は、仙骨でした。

 

通常であれば、脚を曲げるという動きは体重が床の方に近づいて足を踏みつける動きになりますので、仙骨もお尻の『しっぽ』の方から床に向かって下がるのですが、、、

仙骨

この方は逆にお尻のしっぽが上に上がってしまっていました。

仙骨

このようになってしまうと、体の連動性が途切れており、骨盤回りや股関節周りに不具合が起きる場合が非常に多いです。

本日の治療目標

右股関節の痛みは、右の仙骨の動きが不良な事で、しっかりと地面を踏みつけることが出来ないために、右股関節の不具合に繋がっている事がわかりました。

そのため、本日の目標は、右の仙骨の動きを取り戻すことで、右股関節の影響を最小限にくいとめ、しっかりと力と体重がかかり、痛くなくなる事が目標です。

指標としては、スクワットした時の右仙骨が、しっかりと体重が足にかかるようにお尻のしっぽの方から床に向かって動いてくれるようになる事が今日の治療の目標です。

治療方法

スクワットなど、立った状態で足を曲げた時に、仙骨が反対の動きをしてしまう原因としては、ふくらはぎの硬さによって、膝や足首が硬くなっているために、仙骨が反対の動きをして補っているケースが多くみられます。

ヒールを履いている女性が、脚が伸びきってしまって、腰を反って、腰から体重を前にするような歩き方になっているのは典型例です。

ヒールをはいた女性

そのため、スクワットしながら、仙骨がしっかりと踏みつけられる動きになってくれる場所のふくらはぎに鍼を施します。

特に多い場所は、ふくらはぎの下の方。いわゆるヒラメ筋の部分に相当しますが、ここの動きが悪くなることで、膝や足首の動きが阻害された分、仙骨でカバーしていることが多々あります。

ヒラメ筋

治療結果

スクワットをしている時の仙骨の動きと膝・足首の動きが改善され、体重を右でもしっかり支えられるようになりました!

まだ不十分ですが、抜けていた右の股関節周囲の力も少し取り戻せたような印象です。

元々、立ち仕事で左足を軸にして、左足の方に体を傾けて仕事をしていることが多いとの事ですので、右足にはもともと体重をかける習慣が少なかったのかもしれません。

その点を指摘させて頂くのと同時に、右股関節に力が抜けている状態ですので、このようなときはマッサージは禁忌です。

力が抜けているのに、マッサージをしてしまってさらに力を抜いてしまっては、かえって悪化します。

ですので、マッサージに行くのではなく、体重が、力がちゃんと入るようにしながら、治していく必要がある事をお伝えさせて頂きました。

自主練習

今回は、右股関節の不具合は仙骨からきているのですが、その前段階で、右足首と右膝の曲げ伸ばしの時に使うふくらはぎの踵寄りの部分が硬いために、上手く膝の曲げ伸ばしができない事から、仙骨が無理に頑張っていた結果起きている症状でした。

なので、自主練習としては、右のふくらはぎのマッサージになります。

テニスボーるなどをふくらはぎの下において、特に踵寄りの部分が硬くなりやすいため、そこを入念に伸ばします。

足首を自分の方に向けてやると、より効果が高いですよ!

ヒラメ筋のマッサージ

ふくらはぎをやわらかく使えるようになれば、仙骨も正常化される事が今日の治療でわかっているので、そうすると右足でしっかりと支えられる基盤もできるため、右股関節の不具合も和らぐ可能性がありますので、継続してやっていきながら、様子をみてみましょう!

 

腰の痛みは、今回の仙骨の動きに伴う不具合、左膝の痛みは、体重を右にかけられないことから、左脚で常に頑張ってしまっていることからなっている可能性があります。

次回、お伺いした時には、今回治療した仙骨の動き、右股関節の状態を再度チェックしながら、左膝と腰痛の部分の治療をさせて頂きますね!

またのご来店をお待ちしております!

フィジカルコーディネートセンター
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